ためになるお口の情報
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歯生え薬、開発中!
歯生え薬は本物か?
いや、大変な時代になったものだ。
先日、大阪のさる病院が京都大学などと連携して「歯生え薬」の実験を開始する、とのニュースが報道されました。
令和6年9月頃からヒトに対する実験を開始し、2030年には実用化を目指したい、との事です。
ヒトに実験するまでに基礎実験を相当な期間やっていたはずですし、安全性を確保するには慎重かつさまざまななハードルを超える必要があります。
詳細については現時点ではコメントを避けさせていただきますが、まさにノーベル賞ものの画期的研究です。
もしこの治療法が確立した場合、歯科(治療)界は大きく変貌するでしょう。素晴らしい未来が開かれる一方で、歯の重要性が顧みられなくなってしまう可能性(歯が無くなっても薬で治せる。)もかなりありそうです。
さすがに一本数百万円かかるらしいですが、歯の復活によるかみ合わせの改善による歯科治療費の抑制が可能、と分かれば、厚労省(財務省)もゆくゆくは保険適応にしてくれるかも。
ただし、歯がなくなるまで歯周病を放置したら誤嚥性肺炎(お口の中のバイ菌が肺に入って肺炎を起こす)やアルツハイマー認知症、心筋梗塞(いずれも歯周病菌が関与していることが証明されています)で亡くなる方も増えるでしょうから、そう簡単には行きませんか?
それでもやっぱり、夢のある話であるのは間違いありません。ぜひ成功させて、日本の歯科界から世界に夢と希望を発信できる事を祈っています。
それまでは、地道にブラッシングと定期検診をお願いします(笑)
日々のメンテナンスで歯を守りましょう!
お問合せは住井歯科・矯正歯科まで