成人矯正・小児矯正
成人矯正について
小児期の矯正には顎の成長を利用できるメリットがありますが、成人してからの矯正にも利点があります。
大人の場合、歯並びが完成しているので予測外の変化がほとんど起こりません。また、本人の意思で治療を始めるのでモチベーションの維持も容易です。
「矯正は子どものうちに行うもの」というイメージもあるかもしれませんが、何歳になっても歯並びを良くすることはできますので、ぜひお気軽にご相談ください。
成人矯正はこんな方に
おすすめです
- 歯並びが悪いのが気になる
- 出っ歯が気になる
- 歯並びが悪く歯磨きがしづらい
- 歯の健康を維持したい
- 偏頭痛や肩こりが日常的にある
- 食事の際にしっかり噛めるようになり胃腸への負担を軽減させたい
成人矯正の主なメリット
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口元に自信がつく
歯並びが悪いとコミュニケーションが控えめになりがちですが、矯正によって歯列が整えば、人前でも遠慮することなく笑顔になれます。
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噛めるため消化の改善に
矯正によって咬み合わせが良くなると、食事がしやすくなります。しっかり噛んで食べることは胃腸の負担も軽減するので身体の調子を良くする作用もあります。
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肩こりや頭痛の改善
歯並びや咬み合わせが悪いと、頭痛や肩こりが起きがちです。そのため矯正したことで身体の調子が良くなったという例は少なくありません。
当院の成人矯正治療
マウスピース矯正
マウスピース矯正は装置が目立ちにくいので外見上のストレスが無く、痛みも少ないメリットを持っています。また、患者様の手によって自由に脱着できるので、食事や歯磨きの時は外すことが出来ます。
その一方で外している時間が長くなると予定した成果が得られませんから、モチベーションを維持することが重要です。症例によっては適応できないこともありますし、マルチブラケットワイヤー矯正と併用することもあります。
マルチブラケットワイヤー矯正
歯の表面に接着したブラケットにワイヤーを通して、ワイヤーを引っ張って力をかけることで、歯並びを少しずつ整えていく治療方法です。ワイヤーの素材としてはステンレスやニッケルチタン合金を用います。
力のかかり具合や違和感に慣れるためにも最初は細めのワイヤーで開始して、次第に太くしていきます。
金属のブラケットの見た目が気になるという方に対しては、白や透明のブラケットを用意することもできますので、ぜひお気軽にご相談ください。
成人矯正の料金
※税込み表記です
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基本検査料¥33,000CT検査及び矯正治療予測分析料¥31,500
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インビザライン¥989,000マルチブラケットワイヤー矯正¥1,100,000ホワイトブラケットワイヤー矯正¥1,155,000保定装置(リテーナー)¥55,000調整料¥5,500
小児矯正について
お子様のうちに歯並びを整えると、顎の成長を利用して負担が少ない矯正ができるメリットがあります。また、顎の骨が柔らかいうちなら、永久歯がきれいに整列するためのスペースを確保できますので、抜歯に頼らずに矯正ができるのも大きな利点です。さらに、上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)への対応がしやすい点も小児矯正ならではの特徴です。
矯正期間中は定期的に歯科医院に通うので、むし歯や歯周病の検査を頻繁に受けることもできます。ほかにも歯科医院に通う習慣ができることで、成長後にも予防やメインテナンスに通う基盤ができ、生涯に渡ってお口の健康を大切にすることに役立つでしょう。
口呼吸や悪い姿勢は歯並びにも影響します
小児期に姿勢が悪いと、さまざまな点で歯並びが乱れる原因となります。
具体的には、指をしゃぶる、唇を噛む、爪を噛む、舌で歯を押すなどのほか、猫背や頬づえ、うつぶせ寝などのクセが、歯並びを悪くする原因となります。
例えば猫背は、前かがみになることで自然と舌で上の前歯の内面を押すことが増え、上顎前突(いわゆる出っ歯)になる可能性が上がります。
また、口呼吸のクセがつくと、舌先が下顎側に位置しやすくなり、結果的に上顎が狭くなって歯が並ぶスペースがなくなって歯並びが悪くなります。
当院ではお子様の好ましくないクセを正し、姿勢を良くする取り組みもしていますので、気づいたことがあれば、ぜひ早めにご相談ください。
お子様の歯並びや癖で
お悩みはありませんか?
- 歯並びが悪いのが気になる
- 出っ歯が気になる
- 口をポカンと開けている事が多い
- 指しゃぶりをよくしている
- 変な所から歯が生えてきた
- 受け口をしている
小児矯正の主なメリット
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歯並び以外の発育にも効果的
骨格や筋肉の多くは幼少期に形成されるため、歯並びや顔貌はお子様の日常に大きく左右されます。小児矯正に取り組むと、成長期に歯並びを整えることが出来るので、呼吸の状態改善や口腔機能の適正な発達にも役立ちます。
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顎のバランスが正常に整う
上下の顎の大きさが適正なバランスになっていると、自然と顔貌も整ってスッキリ見えます。また顎関節症のリスクを低減することも可能です。
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むし歯、歯周病の予防
矯正をしている間は定期的に歯科医院に通うので、その都度むし歯や歯周病の検査ができます。そのため何らかの問題があっても早期に治療できますし、歯列が整うこと自体もむし歯や歯周病予防に役立ちます。
小児矯正の時期について
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第1期矯正治療
(7歳頃~13歳頃)顎の骨の成長を利用して、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを作る時期です。そのため第1期矯正をしていても第2期矯正が必要となることはありますが、いきなり第2期矯正をするより少ない負担で矯正できることが多いです。また歯並びに悪影響を与えるクセを取り除くにも、この時期の方が望ましいので、第1期矯正には多くのメリットがあります。
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第2期矯正治療
(13歳頃~成人)第2期矯正は永久歯が生えそろった段階で開始します。基本的には成人向けの矯正と同様に、ワイヤーやマウスピースを使用して歯列を整えることを目的としています。とはいえ、中学生から高校生くらいの時期にはまだ骨が柔らかく効率的な治療が可能ですから、小児矯正としてのメリットも多数あります。第1期矯正から継続的に行うケースもありますが、第1期だけで十分な場合もあり、成長の過程を見ながら判断していきます。
小児矯正の種類
拡大床
永久歯が適正に並ぶためのスペースを確保するための矯正装置です。脱着できるので常時装着型の装置より少ないストレスで治療を進めることが出来ます。
ムーシールド・トレイナー・プレオルソ
口腔周囲筋の訓練(筋機能効果)を目的としたマウスピース型矯正装置です。
マウスピースを装着し、口の周りの筋肉と舌を鍛え間違った舌位置や口呼吸のような筋機能癖を正します。歯並びや顎の発達に良い影響を与え正しい歯列へ導いていきます。
当院の症例紹介
当院の症例を掲載しております。
治療をご検討されている方は、ぜひご覧ください。
小児矯正の料金
※税込み表記です
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検査・診断料¥2,200
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拡大床¥418,000ムーシールド・トレイナー・プレオルソ¥55,000調整料¥2,200保定装置(リテーナー)¥5,500
成人矯正・小児矯正の注意点
- 自費治療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
- 矯正器具の装着時に、患者様が食事、会話、見た目などに違和感を覚える場合があります
- 矯正器具の装着時に、歯が磨きにくくなるので、より入念なブラッシングが必要になります
- 矯正器具によっては口を動かした際、歯肉が傷つくことがあり、炎症を引き起こす場合があります
- ご自身で着脱できる矯正器具の場合は、成果を得るために、装着時間を守る必要があります
- 小児矯正の場合は、顎の骨が成長を終える15歳前後までの経過観察を必要とするため、治療期間が長くなることがあります
- 矯正治療終了後、しっかり保定しないと後戻りをする場合があります
※治療回数:5~20回 治療期間:1年~2年