ためになるお口の情報

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歯ぎしりの話①

「あなたは歯ぎしりをしていますか?」

と患者さまに問いかけますと、ほとんどの方が「やってません」「他人に言われたこと無いです」とお答えになられます。

しかし我々の業界ではむしろ「歯ぎしりをしていない人はいない」というのが常識です。

それは歯の減り方を見れば一目瞭然です。

そもそも歯ぎしりは夜間、寝ている間に昼間のストレスや刺激を緩和するために行なう生理現象です。

つまり病気ではないので、無理やり歯ぎしりをさせなくするとストレスが蓄積されてしまい、体調を崩してしまいます。

ただ人によっては、猛烈な力で歯ぎしりをしたり、歯並びの関係で一部の歯だけに力が集中してしまい、結果、歯ぎしりによって自分で自分の歯をダメにしてしまう方がおられます。

このような場合はまず、

歯ぎしりの影響を確認する「夜間睡眠時歯科筋電図検査」を受けていただき、異常が確認されたら歯ぎしりの力を緩和させるために噛み合わせの調整を行ったり、薄いマウスピースを作製して夜間にはめて寝ていただく事で、被害を最小限で食い止める必要があります。

なかなか自覚がないことが多い「歯ぎしり」、一度検査を受けられることをお勧め致します。

※「夜間睡眠時歯科筋電図検査」、「夜間使用マウスピース」はいずれも保険での治療が可能です。

お問合せは住井歯科・矯正歯科まで

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