ためになるお口の情報
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歯ぎしりの話③
前回は日中の歯ぎしり(噛みしめ)についてお話ししました。
日中唇を閉じた時に、上下の歯が接触していない状況が正常である、というお話をしましたが、まずその状況であるかどうかの確認をしてみましょう。
日中お仕事をされている際に、1時間のうち3回以上目につく場所・物、なんでも良いのですが目印のシールを貼り付けます。
このシール(目印)が目に入った瞬間に、「今、自分の歯は接触していないか?」と確認をしてみて下さい。
もし複数回、上下の歯が接触している状況であれば、これは「問題あり」です。
一週間やってみてほとんど接触していないのであればあまり問題はないと考えて良いでしょう。
もし「問題あり」の場合は、目印のシールが目に入った瞬間にゆっくり深呼吸を挟んで「口を開くぞ〜」と意識をして下さい。
これだけで日中の噛みしめはかなり改善するはずです。
これはそれほどお金をかける必要がない上に、非常に効果が高いと言われています。
ポイントは、目印になるシールを必ず用意する事です。
頭の中で「あの時計が目に入ったら」、とか「このボールペンを握ったら」とか自分のルールだけで確認しようと思っても大概忘れてしまい、上下の歯の接触確認が曖昧になってしまいます。
新たにシールを貼る事で意識づけがキッチリできるので、一度試してみてください。
自分で自分の歯をいたわる事、健康寿命を延伸するためにこの事は今後は必須だと思います。
より詳しいお話が聞きたい方は一度ご相談ください。
お問合せは住井歯科・矯正歯科まで