ためになるお口の情報
ためになるお口の情報
アフターコロナと口呼吸
ようやく新型コロナ感染症も下火になり、マスクをしないでお出かけする事も多くなった今日この頃。
お口がポカンと開いていませんか?
長期にわたるマスク生活のために、口唇を閉じている時間が減ったと言われています。どうしてもマスクをしていると鼻での呼吸がしにくくて(マスクの内側で)口唇を開いて口から呼吸をする人が増えたため、その癖がなかなか抜けない、という事です。しかしこの癖は正直、かなり問題のあるバッドハビットです。
空気を吸い込む通路はA)鼻の穴か、B)口からかのいずれかになります。
口からの方が多くの空気を一気に吸い込むことができるのですが、
①外部の汚れた空気を直接肺に送り込んでしまう。
②気温差が調整出来ず、肺に負担をかける。
③口の中が乾燥し、ムシ歯・歯周病を悪化させる。
④歯並びが悪くなる。
⑤アレルギー原因物質を吸い込み、アトピー、アレルギー反応が出やすくなる。
⑥胃の中まで空気が入るため胃腸不良を引き起こしたり、お腹にガスが溜まる。などなど百害あって一利なし!
口で呼吸しているかどうかを自分で判定する方法は簡単です。
①口唇を閉じ30秒間待つ。
②舌の先っちょがどこに触れているか、確認する。
→A)上顎の前の方(前歯の裏側)に触れていればOK!・・・鼻呼吸です👍
B)下顎の前歯に触れている・・・🙅🏻口で息を吸っています。
簡単に診断できるので一度、やってみてください。
もしお口で呼吸していることがわかったら、お口を閉じての深呼吸を常に意識し、悪い癖を早いうちに改善しましょう!